情報デザインとは何か、なぜ学ぶのか、どう学ぶのか?

無料の資料ダウンロードもあります。是非、ご活用ください

情報デザイン入門というコースを、3ヶ月以上前にリリースしました。このコースを元にしたワークショップを社内で開催したところ、かなり好評でした。

しかし、他に(ラーニング・デザインの講座や、トイカフェのローンチなど)仕事があり、すっかり告知をせず、お蔵入りしそうになっていました。

ということで、何回かに分けて「情報デザイン」について、お知らせします。

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では、以下説明していきます。


情報デザインとは?

デザインとは「設計」のことです。設計が見た目として、あるいは形として手に取れるものとして現れているものを日本語では「意匠(いしょう)」と呼びます。また広い意味でのデザインは「設計 + 設計の結果の形、見えるもの」です。

本来、Webデザイナーと呼ばれる人の仕事は、「綺麗な」ページを作ることではありません。綺麗だけを目指すなら「装飾(スタイリング、スタイリスト)」でしょう。デザインをするなら、「目的」を定め、手段がどうあるべきか?を考え、意思決定をします。それがデザインです。

では、「情報」をデザインするとは、なんでしょうか?

  • デザイン = 目的を定める。そして、手段を選ぶ、あるいはルールを作ること

とすれば、情報デザインとは、

  • 様々な情報(コンテンツ)があるが、それらをどう提供するか?を決めること

となります。決めるには、

  • 「目的は何か?」

  • 「何を達成したいのか?」

  • 「なぜ、それを達成したいのか?」

を考えることからスタートします。

デザインの第1ステップは、「目的」を定めること

つまり、「情報デザイン」とは、目的を定め、情報を提供する手段、ルール、形を決定していくことになります。

最終的にウェブサイトに落とし込むとしたら、

  • ナビ(上部の水平に並ぶもの)は、右寄せか、左寄せか、中央か?

  • ナビには、どこへのリンクを、いくつ配置するか?

  • サイドバーには何を載せるか?

  • サイドバーの現れ方はどうするか(覆うように出るか、スライドするか、常時表示するか)

  • フッターはどうするか?

などのナビゲーションの設計になります。

他にも、ブログ記事の共通レイアウトを決めることも、情報デザインの重要な役割になります。例えば、タイトルの下に「著者」を入れるか、入れないか。著者をクリックすると、著者の記事一覧のページに移動させるか?それともプロフィールをポップアップすることだけに留めるのか。

こういった細かなところも、設計(ルールを決めていく)する必要があります。

Webサイトは「ベストプラクティス(参考事例)」がたくさんあるが・・・

Webサイトは、様々な企業が活用しています。大企業から、個人まで、誰もがウェブサイトを持っています。中には、良いウェブサイトも、悪いウェブサイトもあります。使いやすいと感じるものもあれば、使いづらくて、イライラするサイトもあります。

インターネット上に、無数の「事例」が存在しています。

例えば、「ナビ」にしても、いろんな種類があります。シンプルな水平のもの、マウスオーバーで、サブメニューが出るもの、メガメニューと呼ばれる「大量のリンクが、ゴソっと」現れるものなど。

たくさんの「種類」が存在します。

でも、それらの中から「あなたのサイト」あるいは、「クライアントのサイト」には、どれを選ぶべきか?は、単純に決まりません。

例えば、世界ナンバーワン企業である、Appleを真似すれば良いわけではありません。

あなた、あるいは、クライアントの「目的」「実現したいこと」「現実」によって、

  • どのようなナビを選ぶべきか?

が決まります。

つまり、まず「目的」「実現したいこと」を定めることから始める必要があります。


中間まとめ

情報デザインとは、

  1. 目的を定め

  2. その目的を達成するための「情報の提供ルール」を定め

  3. 形にする

ことです。

何はともあれ、「目的は?」から、入る必要があります。


なぜ、学ぶ必要があるのか?

情報デザインは、「多能型」の知識労働には必須です。ゼロからイチを作り出す場面では、プロジェクトごとに「ウェブサイト」を作ることが多々あります。また、ウェブサイトは、外向けだけでなく、「プロジェクトの情報共有のためのサイト」を作ることもあります。

大きめの組織であれば、「プロジェクトの情報共有のために、社内サイト」を作ることは、よくあります。。

社内の情報共有が目的であれば、HTML、CSSを使ってウェブサイトをつくらないかもしれません。しかし「ダッシュボード」の役割を示す、情報を一括して集めた場所を作ることになるでしょう。

とはいえ、いまだに「メールのやりとり = ダッシュボード」というプロジェクトが存在するとは思いますが、いずれはなくなります。

例えば、Notionなどを使えば、「プロジェクトに対する情報アクセスのダッシュボード」を作れます。このページにアクセスすれば、いろんな必要な情報、サイト、資料にアクセスできる場所をNotionなら簡単に実現できます。

それでも「Notion上で、どう見せるか?」という情報デザイン力が必要です。

プロジェクトに関わる人たちの「目的」を考えて、どのような情報を、どう見せるか?を考える力がなければ、良いツールも活用できません。

以上のことから、「情報デザイン」は、誰もが身につけるべきものだと思います。

情報デザインは、あらゆる場面で必要です

社内のプロジェクト管理ですら、必要になります。フォルダに、ごそっとファイルを置いてプロジェクトを進めるのは効率が悪いです。メールの返信がプロジェクトの情報源になるのは、もっと効率が悪いです。

いわゆる「プロジェクト用まとめ」サイトを作ることが必要です。サイトという形を取らなくても、Notion、Dropbox Paper、あるいはTrelloかもしれません。

そのどこにでも、「情報をデザインする」力があれば、プロジェクトの進行スピードは上がっていきます。


情報デザインは、いかに学ぶのか?

では、この必須の情報デザインは、どう学べば良いでしょうか?

既に「理論」は十分に存在します。情報デザインという分野は、学術研究としても確立しています。情報系の大学では、授業のコマの1つとして、情報デザインに関するものが、必ず存在します。

これらの理論を勉強したら良いか?というと、ここで問題があります。

「理論とは、実践経験があるひとにとって、再現性を高めるために役立つもの」 です。つまり、情報デザインをあれこれ思案して、工夫して、自分なりのルールを見出している人が理論に触れれば、「ああ、そうか。そういうことか!」とたくさんの気づきを得ることができます。

わかりやすい例でいけば、「経営の理論」です。大学の商学部などでは、「経営」の授業があります。この授業を20歳で、工夫する余地が許されないアルバイト経験(例えばコンビニなど)しかない若者が受けても、ピンと来ません。いろんな話を聞いても、上の空になります。もしくは、睡眠との格闘で忙しく、授業を聞いていないかもしれません。

これは、やる気がない、理解力がないなどの問題ではなく、「理論の性質」によるものです。

抽象的なものは、具体的な事例を自分で「抽象化」することでしか学べない

詳しく説明すると、長い文章が出来上がってしまいます。そこで結論だけ。

私たちの脳は「抽象的なもの」を直接インプットすることができません。例えば、コンピュータの世界にある「タグ」という概念は、色々説明されてもピンときません。もしかしたら、今の時点でもピンときていないかもしれません。

タグは、あくまでも「ラベル」です。

何か、具体的なものがあって、それらをグルーピングして、そのグループに対して「タグ」というラベルを貼り付けています。この構造を丸ごと理解しないと、「タグ」という抽象的なものは理解できません。

では、どうすれば良いか?

様々な「タグ」の具体事例に触れることです。WordPressのタグ、Notionの中のタグ、AppleのTodoアプリのタグ、メモのタグ、Evernoteのタグなどに触れることで、「タグ」がなんなのか、なんとなくわかってきます。

さらに「タグ」に似ているけど、タグとはいえなさそうなものにも触れます。そうやって、タグとタグじゃないものの境界線を自分で引いていきます。

このような「たくさんの具体事象」に触れることによって、自分なりに「タグとは・・・・だ」と定義できるようになります。

その定義を、理論の定義と比較すれば、「なるほどね!そういうことね!」と納得します。おそらく、理論の定義の方が厳密な言葉選びをしているでしょうし、狭義、広義などでの使い分けも説明してくれています。

これが「理論」の基本的な学び方になります。

情報デザインを学ぶには、「具体事例」から始める

つまり、情報デザインの書籍を手に取る前に、インターネットの世界に点在する無数の「具体事例」から、情報デザインの理論を見つけ出す作業から始めるべきです。

トップのデザイナーは、理論と経験に裏打ちされた「理論体系」によって、サイトの構成、デザインを決定しています。

それらの具体事例からスタートすれば良いです。

具体的に、どんなことをするのか?

詳しくは、コースで説明しています。こちらのニュースレターでも順に解説もしますので、楽しみにしておいてください。

なお、以下のオンラインコースに「無料プレビュー」登録することで、受講資料がダウンロードできます。受講資料に、具体的な手順を記載しています(5つのステップ)。

それらを参考に、進めてもらうと良いでしょう。

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